こんにちわ。
障害当事者で作業療法士のさやかです。
実は昨年、流産というものを経験しました。
私の妊娠時年齢は39歳で、高齢妊娠でした。
なので流産率も高くなるわけなんですが、妊娠して初めて知ったことが多すぎて。
「高齢だと染色体異常が多くなる」
「高齢だと妊娠高血圧症のリスクが高い」
とか、そういうのはよく言われるじゃないですか。
でもそれだと「高齢だからリスクがある」と捉えられそうじゃないですか。
でもそうじゃない。
妊娠・出産自体にリスクがあり、大変なことなんだ。
女性という性に生まれてなぜ無知でいられたんだ?
流動体験を通して、知らなったこと思ったこと書いていきます。
妊娠に対するリテラシーが乏しすぎた件
今回、知らないことが多すぎて・・・
流産された当事者や妊娠当事者、経産婦の方は知っていると思いますが、いつかは子ども産みたいと思っている女性の方に詳細な数字を調べる機会になればよいな~と思い、マンガをTwitterに投稿しました。
20代でも妊娠の10~15%は流産する
この数値、高齢での妊娠だからではないですよ。
「20代が」です!

流産率は35歳から急上昇する
35歳から急激にあがっていっているのが分かります。
改めて数字でみると戦きます。
つまり、妊娠したとしても挙児される確率が35歳以降、低くなっています。
だからみんな「妊娠した!」って大きな声で言えないよね。
妊娠初期の苦しい時期を、親しい人にも職場にも言えないの辛い。
職場に言えない=配慮はない
ってこと。
辛い。
35歳から妊娠率は低下
女性の妊孕力(妊娠する力)は35歳あたりから低下するそうです。

一般社団法人日本生殖医学会HPより出典
でもこのグラフみて、35歳すぎでも妊娠はできるんでしょ?って思うじゃん?
これみて。

30代後半は1年間避妊しなくても4割は妊娠しないというグラフ・・・
改めて数字でみるとショックです。
私は自然妊娠でしたが、今回流産という結果になりました。
上記のグラフをみると、「30歳後半は、運良く妊娠したとしても流産するリスクがあるよ」と身を持って実感しました。
流産手術は手動真空吸引法が推奨される
これも知らなかったのです。

WHO推奨の術式は、手動真空吸引法という術式でした。
従来の掻き出す(掻爬法)ものより、出血も痛みも後遺症のリスクも少ないそうです。
確かに出血がほぼ無かった。
でも痛みはあった。

流産した時って、手術か自然排出は選択するんですが、自然排出はもっと痛いそうです。
最後に。流産はお母さんのせいではありません。
初期の流産はお母さんのせいではありません。
お母さんが動きすぎちゃったとかではありません。
初期の流産の原因は、受精卵の染色体異常がほとんどだそうです。
受精したその瞬間に流産することが決まっているそうです。
書きながら涙でてくるね。
だから、自分を責めないように!
あと。
たたでさえ周りに言えないだろうからパートナーさんが支えてあげてほしいのです。

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